菓子パンをやめる

菓子パンをやめる

毎日の菓子パンをやめただけで、肌がつるつるになる

 

以前、深刻な肌の悩みを抱えている女性と話したことがあります。

 

彼女は、「肌を綺麗にしたい」という思いから、それまであらゆる美容法や化粧品を試しては、効果が得られずにまた違うものを試す、というサイクルを繰り返していました。

 

私と話したときも、「ピーリングをしたら、肌がボロボロになってしまって……」と、深刻なダメージを負っている状態でした。

 

話をよく聞いてみると、エステに通ったり、高級コスメを使ったりと、肌を綺麗にするための外側のケアには時間とお金をかけてがんばっていたのですが、肝心の内側のケアである食生活には意識を向けられていなかった様子。

 

がんばり屋さんの彼女は、夜遅くまで働き、常に睡眠不足、栄養不足の状態だったのです。

 

私は彼女に、「肌は確実に変えられること」「日々の食事をもっと楽しむこと」「自分の食べたもので自分の価値は決まること」を伝えました。

 

肌をつくる細胞も、心をつくる感情も、すべては自分が食べたものに由来します。

 

「食事を大切にすることは、自分を大切にすることです。毎日一生懸命に働く自分を、まずは優しくケアしてあげてほしい」そんなお話をしました。

 

難しい栄養のことがわからなくても、自分の一口の選択を、「よりナチュラルなもの」「できるだけ旬の生きた食材」にする。そんな心がけさえあれば、確実に肌は変わっていくのです。

 

そもそも肌のトラブルは、決してネガティブなことばかりではありません。

 

身体からの素早い反応ですから、むしろいいことです。

 

なぜなら、肌荒れは身体が受けているダメージを知らせる役割を果たしてくれているからです。

 

だからこそ私たちは毒物を避けることもできますし、体調の不良を事前に知ることもできるのです。

 

もしもこの信号が鈍ってしまったら、そのときの方が恐ろしいでしょう。

 

気づいたときにはもっと深刻な内臓のトラブルになっているかもしれません。

 

肌のトラブルで悩んでいた彼女は、それまでやってきた肌のケアを一度やめる決心をしました。

 

そして、これまでの食生活を振り返って、食事を見直すことを始めました。

 

つまり、外側からの過剰なケアをやめ、内側のケアに集中することにしたのです。

 

基本は、栄養たっぶりの旬の野菜をよく噛んで食べること。

 

そして、大好きだった菓子パンをしばらく控えること。

 

私か実践している美肌の方法では、「これを食べてはダメ」といった食べものの制限はありません。

 

自分で食べたいものを選び、美味しく調理して、幸せを味わいながら食べることを大切にしています。

 

ただ、食べて綺麗になるものがある一方で、食べてお肌が汚れてしまうものが存在するのも事実。

 

「キメが細かく、つるつるもちもち、年齢を重ねるほどに美しくなる肌になりたい!」と強く思うのであれば、精製された小麦粉、砂糖、酸化した油をたっぶり使用している菓子パンを控えることは、絶大な効果をもたらします。

 

でも、菓子パンはとっても美味しい。

 

私も大好物でした。

 

だから、菓子パンを食べることが自分の肌を綺麗にする以上の喜びであれば、食べることを楽しんでいいのです。

 

決定するのは、いつでも自分です。

 

肌のトラブルで悩んでいた彼女は、パンを食べる喜び以上に、自分のことをもっと好きになるために、肌を美しくすることを選びました。

 

そして、菓子パンをお休みすることを決めたのです。

 

とは言っても、精製された小麦粉を使った菓子パンをやめただけで、肌や身体へのダメージの少ない米粉やふすまを使ったパンは食べていました。

 

ここではがまんではなくシフトする、という考え方をしたのです。

 

同じ「パンを食べる」のでも、身体や肌への影響を考えて素材からパンを選ぶのは、とても有効な選択です。

 

菓子パンの習慣をストップし、栄養だっぶりの食事に切り替えた彼女は、今ではすっかりベビー肌の持ち主になっています。

 

そして、時聞がとれないランチタイムでも、砂糖や小麦粉のたくさん入った菓子パンを無意識に買うのではなく、身体を想った食事を選よことが習慣になったとのこと。

 

毎日食べるものを見直すだけで、肌質を変えることができたのです。